メッチャ調子が良くなった

19世紀ギターが頭から離れないんですけど🤣。

いつか本当に古いロマンチックギターを手に入れたいなぁ~。

そもそも可愛いよね。

 

 

指板がギター本体と同じ高さとなってます。

バロック時代のギターからの流れでしょうか🤔。

こちはらヘッドのデザインにズキュンです。

 

 

指板がボディよりも高いですね。

こうやって段々と現代ギターの形になっていったんだろうなぁ。

ヘッドは良いけど、指板のエンドが斜めカットだけで色気がない。

やっぱりメルカリのレプリカみたいに色気が欲しいところ。

 

 

ねぇ。

 

さて。

ソルが作曲家として活躍していた頃にはまだリュートは残っていたと思います。

でもお手軽なギターに徐々に追い詰められてしまい、ついには絶滅危惧種と成り果てました。

ところで、なんでリュートってネックの所でクニって曲がってるんですかね?。

 

 

これは16弦くらいあるリュートです。

弦数に関して色んなタイプがあったみたいですけど、大体が10本を超えている物だった様です。

だから調弦がメッチャ大変。

「80歳のリュート奏者は調弦に60年かけている」と言われている程だそうです。

また曲間の調弦の方が演奏時間より長かったとか。

良いことないね。

ちな武蔵野音学大学のホームページからその知識を得ました。

ピアノの先生は武蔵野音大出身だから、きっとその話はご存じでありましょう🙌。

結局の話、リュートは調弦がめんどいから廃れた訳です。

 

昨日P50のサドルを削りました。

ちゃんと採寸して原寸図を画くつもりでしたが、肝心の12フレットまでの距離を測り忘れていました。

多分弦長の半分だと思いますが、原寸図を画くは諦めました。

そして最終手段の「勘ピューター」に頼りました。

 

 

120番のペーパーを平らな場所に貼り付けてから、ゴシゴシと削ってゆきます。

黒線の位置までですね。

このペーパーはロール式になっていて、裏面はガムテープのように貼り付け可能となってます。

削ってみてから確信しましたが、このサドルは牛骨か象牙ですね。

 

 

でも象牙ほど匂いがでないので、牛骨なのかなぁ。

牛骨を削った匂いって過去に体験したことないのですよ。

でも象牙はもっと歯医者さんで歯を削られた時の匂いがするんですけど、これはそこまでの匂いがしなかったので。

消去法で牛骨かと。

いづれにせよ、天然素材ですね。

ちょっと嬉しい。

帰宅してから早速取り付けて試奏。

やはり音のボリュームは下がってしまいましたが、弾きやすさは格別となりました。

あと1ミリ程削ればC40と同じ弾きやすさとなりましょうが、今回はそこまで攻めません。

つうかこれで十分です。

 

今日はMargauxの都合でフランス語のレッスンです。

火曜日の予定でしたが「学校休みだからレッスン金曜日にしてちょ」って言われていたのです。

先程確認のLINEがきてました。

偉い偉い。

露骨にルーズなヨーロッパ人に会った事ないので、それがが普通なのかな?と思ったら危険。 

彼等もかなり日本のルールに合わせて気を遣っているそうです。

気遣い出来る時点で偉いと思いますけどね。

日本人でも気の利かないヤツは沢山いるからさ。