お金で解決!

ハゼ竿が到着しました。

メッチャ早かったですよ。

 

 

でもこれはちょっと訳あり品でした。

どーも漆の塗りがおかしい。

全く塗れていない箇所があるんです。

 

 

わかりますかね?。

なんでこの形で塗り残しとなっているのか?。

さっぱり理解出来ません。

穂先材は丸節竹ではなく矢竹でした。

 

 

1年物か2年物かは分かりません。

でも恐らく1年物だと思います。

自分で竹を刈って竹竿を作っていた時は、1年物と2年物を見分けて刈っていました。

使う箇所によって育った年数を変えるんですよ。

だからただ竹を刈って作ればいい!って事でもないんですよね。

穂先は1番太い部分の中に収納可能です。

 

 

あと謎なのは、この手の竿は竿の中に糸が通ります。

なので糸を通すための穴があるはずなんですけど……

それが無い。

もしかしたらなんだけど、この竿は製作者の手を離れていなかったのかも知れません。

お蔵入りした物かと。

それであれば塗りも何かしらの問題が起こったんでしょうね。

糸を通すための穴は最後の最後で開けるので、その工程まで至らなかったのかな。

昔であればこの竿の塗りや穴開けなんかお手の物でしたが、今はその環境ではないので手を出せません。

ですからどこかの和竿師に以来しようと思います。

本当にお高くつくわ🥲。