1960年代にセゴビアが行っていた、ギタークラスのレッスン動画を視る事が大好きです。
クラスレベルはマスタークラスでして、ランク的には上級なんだと思います。
どれかの動画の中でセゴビアが模範演奏としてバッハの無伴奏チェロを生徒達の前で弾いてますが、その指はとても太く正直この指でこんなにも細やかに動くのかと関心してしまうのです。
何回視てもね。
確かセゴビアはスペイン人だと記憶してますが、生徒は勿論スペイン人が多いですが時には英語を話しています。
と言うことは英語圏からの生徒も居ると言う訳なのでしょうか?。
生徒の中にはお嬢も居まして、動画内では同じくバッハのシャコンヌのレッスンを受けていました。
僕はギターでのシャコンヌは村治佳織さんの演奏しか聴いた事がありませんでした。
確かに凄い演奏なんですが、そこまでグッとくる物が無かった。
先日別の動画でセゴビアが演奏しているシャコンヌを初めて聴いたんですね。
残念ながら動画ではなく音だけでしたが、村治佳織さんには大変申し訳ないんですけど……
やはりセゴビアの演奏は村治佳織さんのはるか上の物でした。
一流と言う世界の中でもランクがあるのだとまじまじと知らされました。
でもシャコンヌははやりヴァイオリンの演奏が1番だと思っています。
最初の和音が違和感なく出す為に、レギュラーチューニングから少しずらしていると聞いた事があります。
そのチューニングも演奏家の技量のうちなのだとか。
深いですよね。